テスターの使い方 |
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電気関係の故障を直す時、テスターと言う道具で「どこが壊れているか」を調べます。実はこれを書いている僕自身、あまり上手く使えないのですが、ごく基本的な事だけ紹介したいと思います。 | |
まず導通検査です。導通とは、電気が通っているか調べる事で、これにより、「断線の有無」を調べる事が出来ます。 使い方としては、まず、テスターの目盛をΩにします。これにより、電気抵抗の有無を調べ、電気抵抗が「0」を示せば、断線していない、「1」のままなら断線している事になります。写真はテスターの+と−をくっつけてみました。 当然ですが、電気が通るので「0」を示します。 |
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次に電圧を測ります。写真のように、電池の電圧を測ってみると、本来なら1.5Vあるべき電圧が、1.3Vしかないのなら 「電池が消耗してる」また、回路の電圧を測る事で、「どこまで電気が通っているか」を調べる事が出来ます。 使い方としては、まずテスターの上限電圧をセットします。例えば単三電池の場合電池に「1.5V」と書いてあるので、4本なら6V、20Vまで測れるように、20Vに合わせます。この時、交流と直流で違うので、電池は直流(写真の所)に合わせます。ちなみに赤いコードは+、黒いコードは−を意味します。 |
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おさらいしてみましょう。おもちゃ病院で主に使うのは、直流電圧と抵抗です。 交流電圧はあまり使いませんが、直流と間違えやすいので書いておきました。 使い終えたら電源をOFF(一番上)にするのを忘れずに。電池が消耗して使えなくなります。 |